営業職から異職種へ転職|営業経験を活かせる仕事・転職先

営業職から異職種へ転職

こんにちは!これまでの職歴は「OA機器の営業」「専門商社の営業」「人材派遣の営業」と人事系職種はなく営業職経験ばかりの、シンデレラFCグループ人事部の宇佐美(うさみ)です(๑ᴖ◡ᴖ๑)!

履歴書だけ見ると、ものすごく営業が好きそうですよね。(光のゾス系にもいました…ガチの黒歴史です…)

で、いま何をしているかというと人事です(笑)

さて今回は、「営業を辞めて違う仕事がしたい」「営業しか経験がないけど異職種へ行ける?」「売る仕事以外で自分に何ができるの?」という方に向けてのお話です。

営業をしていると、売上、粗利、件数、アポ率、成約率、達成率……数字がやたら追いかけてきます。

数字に燃える人もいます。

数字に追われて「もう勘弁してくれぇぇぇ」となる人もいます。

どっちも普通です。

ただ、営業を辞めようと思ったときに「自分は営業しかやっていないから、次に使えるものがない」と考えるのは、かなりもったいないです。

営業って、売る以外のこともいっぱいやっています。

そこを一緒にほどいてみましょう。

まず「営業を辞めたい」のか「今の営業スタイルを辞めたい」のか

営業から異職種へ転職する前に、一度だけ考えてみてほしいことがあります。

嫌なのは「営業そのもの」でしょうか?

それとも、

いまの会社の営業方法、商材、目標、評価制度でしょうか?

ここはけっこう違います。

いま一番変えたいのは、どれでしょう?

  • 毎月のノルマ
  • 新規開拓ばかりの働き方
  • 扱っている商材
  • お客様への売り方
  • 給与・評価制度
  • 長時間労働
  • 人と話す仕事そのもの
  • 営業職そのもの

たとえば、お客様と話すことも、提案することも好き。

でも「とにかく数を売れ」「片っ端から電話しろ」という営業方法がしんどいのであれば、営業そのものが嫌いなのではないかもしれません。

既存顧客中心の営業や、問い合わせに対応する反響営業、法人営業などへ変えるだけで、仕事の感触が大きく変わる場合もあります。

逆に、「もう売上目標を持つ仕事自体から離れたい」「顧客との折衝そのものがしんどい」ということであれば、異業種・異職種を見てみる価値があります。

「営業を辞める=逃げ」みたいに考える必要はないです。

仕事なんて、やってみないと分からないことだらけです。

私なんて営業を何度も通過した末に人事へ流れ着いているので、キャリアというより職業すごろくみたいになっています(笑)

「営業」とひとことで言っても、中身はかなり違います

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」でも、営業の仕事を勤務先の企業形態、対象顧客、営業方法など複数の切り口から整理しています。

つまり「営業職」は一枚岩ではありません。

BtoBとBtoC。

新規営業と既存営業。

訪問営業と反響営業。

有形商材と無形商材。

ぜんぜん違います。

私はOA機器、専門商社、人材派遣と営業を経験しましたが、同じ「営業」という名前でも、相手も、商材も、話し方も、仕事の進め方も違いました。

なので、「営業に向いていなかった」と一発で決めつけるより、どんな営業が合わなかったのかまで分けて考えてみると、次の仕事選びがしやすくなります。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「営業の仕事」

営業職の分類を見る(外部サイト)

営業経験を「異職種にも伝わる能力」に変えてみる

異職種へ転職するとき、「営業を5年やっていました」だけでは、次の会社にはあなたの強みが全部伝わりません。

営業で何をやってきたのかを、もう少し細かく分解します。

営業でやってきたこと異職種/異業種にも伝わる能力
お客様へのヒアリングニーズ把握・課題発見・傾聴力
商品・サービスの提案提案力・説明力・情報整理
新規顧客の開拓行動量・仮説検証・新規接点の創出
既存顧客のフォロー関係構築・継続支援・顧客管理
価格や条件の交渉折衝力・調整力
クレーム対応問題解決・感情コントロール
売上目標の管理KPI管理・進捗管理・逆算思考
失注理由の振り返り原因分析・改善・PDCA

たとえば、

「法人営業を3年やっていました」

だけではなく、

「顧客へのヒアリングから課題を整理し、提案内容を組み立て、受注後も継続フォローまで担当していました」

と伝える。

これなら営業職ではない採用担当者にも、あなたが出来ることが伝わります。

あと、「売上1位でした!」みたいな華々しい結果がなくても大丈夫です。

もちろん成果は大切ですが、異職種転職では何を考えて、どう動いていたかも立派な評価材料です。

営業成績トップの人しか転職できないなら、世の中の転職市場はもっと殺伐としています。

営業経験を活かしやすい異業種・異職種

Indeedのキャリアガイドでも、営業職の経験を活かせる転職先として、営業企画、マーケティング、人事など複数の職種が紹介されています。

ただ、営業経験者なら全員この仕事が向いている、という単純な話ではありません。

営業のなかで何が得意だったかから選ぶ方が自然です。

カスタマーサクセス

売った後のお客様を支援する仕事。既存顧客との関係づくりや課題ヒアリングが得意だった方と相性があります。

人事・採用

人の話を聞き、会社や仕事の魅力を説明し、相手との接点をつくる仕事です。人材営業や無形商材営業の経験とも共通点があります。

マーケティング

顧客が何を求めるかを考えてきた経験を活かせます。一方で、データ分析やWebなど新しく学ぶ分野もあります。

営業企画

現場で培った「売れない理由」「売れる条件」の感覚を、営業戦略、仕組み、資料、KPI設計などに活かす仕事です。

販売・店舗運営

BtoC営業や接客型営業の経験がある方は、顧客対応だけでなく売上改善やスタッフ管理にも経験を広げやすいです。

カスタマーサポート

顧客の困りごとを聞き、状況を整理して解決へ導く仕事。営業でクレームや問い合わせ対応をしてきた方にも共通点があります。

参考:Indeed キャリアガイド「営業から転職したい人必見!おすすめの転職先12選とスキルの活かし方」

一般的な転職先の例を見る(外部サイト)

そして、「営業で身につけた能力を全部使わなきゃ」と思わなくてもいいです。

もう人と話す仕事に疲れたなら、まったく違う仕事を選んでもいい。

経験を活かすことは大切ですが、過去の経験に次の人生まで縛られる必要はないと私は思います。

「数字を追ってきた経験」も、営業以外で意外と使えます

営業って、良くも悪くも数字から逃げられません。

月間売上。

契約件数。

商談数。

アポイント数。

成約率。

目標まであといくら。

……文字にしているだけで、昔の営業時代を思い出してちょっと胃がキュッとなります(笑)

でも、この経験には価値があります。

「目標100に対して今70。残り30をどう積むか」

と考えてきた人は、営業以外でも目標から逆算して行動することに慣れています。

店舗運営でも、人事でも、マーケティングでも、管理職でも、数字を見る仕事はたくさんあります。

営業を辞めるからといって、数字と向き合ってきた経験まで会社の机に置いて帰らなくて大丈夫です。

実際に、BtoC営業から転職した社員がいます

ここからは私たちの会社のお話をすこし。

シンデレラFCグループには、もともとBtoC営業をしていた吉原さんがいます。

本人のインタビューでは、前職について、本人の言葉で「お客様が本当には求めていないものでも購買意欲を高めて販売する営業スタイル」が自分には合わなかった、と話しています。

ここ、けっこう大事だと思うんです。

営業が嫌だったというより、その営業のやり方が好きではなかった。

なので「どうせ頑張るなら楽しいことをしたい」と考えて風俗業界へ転職し、別の店舗を経てシンデレラFCグループへ入社しています。

その後は店舗責任者として売上目標を持ち、店舗運営やマネジメントに関わっています。

つまり、営業を辞めたから「数字」「顧客対応」「目標達成」という経験が消えたわけではありません。

使う場所が変わっただけです。

ちなみに、私自身もOA機器、専門商社、人材派遣の営業を経験したあと、現在は人事やWEB、事業運営など営業とは違う仕事をしています。

営業を辞めても、それまでの経験は意外と後から顔を出します。

「あ、これ昔営業でやってたアレと一緒だな」みたいな感じで。

ここから、またちょっとクセの強い転職先のお話です

カスタマーサクセス。

人事。

マーケティング。

営業企画。

店舗運営。

ここまでは普通ですね。

で、店舗運営のなかには、こんな仕事もあります。

風俗店の店舗運営スタッフ。

「またそこに持っていくのか宇佐美」

と思われそうですが、人事なのでそこは一応紹介させてください(笑)

営業と風俗店の店舗運営は、もちろん同じ仕事ではありません。

ただ、営業経験が使える部分はけっこうあります。

営業職店舗運営スタッフ
顧客ニーズのヒアリングお客様の希望を聞き、案内する
商品・サービス提案お客様に合うサービス・キャストを案内する
既存顧客フォローリピートにつながる接客・企画を考える
売上目標管理店舗売上・予約状況・目標進捗を管理する
社内調整キャスト・スタッフ・専門部署と連携する
顧客からの要望対応問い合わせ・トラブル・要望へ対応する
営業改善集客・リピート・店舗運営の改善案を考える

特に、営業で「相手の希望を聞く」「数字を見る」「改善策を考える」ことをやってきた方は、その経験を使える場面があります。

一方で、女性キャストのマネジメント、WEB更新、風俗業界特有の知識など、新しく覚えることも当然あります。

なので「営業経験者なら楽勝です♪」なんて雑なことは言いません。

新しい業界なので、分からないことは普通に分からないです。

ま、やったことないんだから出来なくて当然ですよね。

営業経験を、店舗運営やマネジメントへ広げたい方へ

現在の店舗内勤スタッフは月給28.5万~40万円、店長候補は月給33.5万~100万円+インセンティブで募集しています。どちらも完全週休2日・社会保険完備です。営業経験や実績がある方も、仕事内容・勤務時間・給与体系を比較したうえで、ご自身に合うかをご判断ください。

……はい、求人サイトなので求人の話もしました(笑)

でも、営業から転職するなら風俗に来た方がいい、なんてことは思っていません。

営業経験者には選択肢がたくさんあります。

その中の「こんな仕事も世の中にはある」くらいで知ってもらえれば十分です。

「営業を辞めたい」だけで転職先を決めない方がいいです

営業がしんどくて転職活動を始めると、つい、

「とにかく営業じゃなければ何でもいい!」

という気持ちになりがちです。

分かります。

しんどい時って、まず目の前から離れたくなるんですよね。

でも、ここで一度だけ、次の会社で何を変えたいのかを整理してみてください。

  • ノルマから離れたい
  • 新規開拓をやめたい
  • 給与を上げたい
  • 休日を増やしたい
  • 残業を減らしたい
  • 人と話す量を減らしたい
  • マネジメントへ進みたい
  • 企画やマーケティングを学びたい

このうち2~3個だけでもいいです。

「次の転職では、これだけは変えたい」

を決める。

そうすると、転職サイトを見ているうちに迷子になりにくくなります。

あと、営業職は業界、商材、BtoB/BtoC、新規/既存などで給与水準や働き方の幅が大きいので、「営業職の平均年収」だけで次の仕事と比較しない方がいいです。

あなた自身の現在の年収、労働時間、休日、福利厚生、そして次の会社で得たい経験を並べて比べる方が、実際の転職判断には役立ちます。

営業職から異業種へ転職するときのよくある質問

Q. 営業しか経験がなくても異業種へ転職できますか?

できます。営業で培ったヒアリング、提案、顧客折衝、課題整理、目標管理、関係構築などを「営業以外でも理解できる言葉」にして伝えることが大切です。

Q. 営業経験を活かしやすい転職先は?

カスタマーサクセス、人事・採用、マーケティング、営業企画、販売・店舗運営、カスタマーサポートなどは共通点があります。ただし、自分が営業で何を得意としていたかによって合う仕事は変わります。

Q. ノルマがつらいなら異業種へ転職した方がいいですか?

必ずしもそうではありません。営業そのものではなく、現在の営業方法、商材、目標設定、評価制度が合っていない可能性もあります。別会社の営業や既存営業、反響営業なども含めて比較してみると判断しやすくなります。

Q. 営業から異業種へ行くとき、面接では何を話せばいい?

売上実績だけでなく、顧客の課題をどう聞き出したか、何を提案したか、断られた際にどう改善したか、目標に対してどのように行動を管理したかなど「再現できる行動」を具体的に伝えると評価されやすくなります。

営業を続けてもいい。まったく違う仕事に行ってもいい。

ーと、今回も長くなってしまいました💦

営業時代なら「結論からお願いします」と言われそうな長さです(笑)

最後に。

営業から異職種への転職について書いてきましたが、営業を続けるのも全然アリです。

商材を変える。

BtoCからBtoBへ行く。

新規から既存営業へ行く。

もっと自分が好きだと思えるサービスを売る。

それだけで仕事が楽しくなる可能性もあります。

一方で、

「もう営業は十分やったなぁ」

と思うなら、違う仕事を見てみればいい。

人事でも、マーケティングでも、店舗運営でも、ITでも、ぜんぜん知らない仕事でも。

営業をやってきた時間まで無駄になるわけではありません。

断られても次のお客様に電話したこと。

怒っているお客様の話を聞いたこと。

目標まで足りなくて「あとどうする?」と考えたこと。

うまく売れなくて提案方法を変えたこと。

お客様から「ありがとう」と言ってもらえたこと。

そういうもの全部が、あなたの仕事経験です。

私自身、営業を何度もやって、いま営業ではない仕事をしていますが、営業時代の経験は今でも普通に使っています。

シンデレラに来てくれたら、もちろん人事の私は大喜びします。

でも、それよりもまず、あなたが次の会社で、

「あぁ、転職して良かったな」

と思えていたらいいなぁと思います。

転職活動は本当に疲れます。

焦る日もあると思います。

自分の経歴が大したことないように見える日もあると思います。

でも、営業で頑張ってきた時間はちゃんと残っています。

良い転職になりますように。がんばってください(*^▽^*)!!

執筆:宇佐美 鉄二|シンデレラFCグループ 人事部マネージャー

OA機器営業、専門商社営業、人材派遣営業などを経て、現在は採用・人事、WEB・SEO、事業運営などに携わっています。

最終更新:2026年9月28日

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