プロとして-その2

だいぶ前に『プロとして』というコラムを書かせていただきましたYと申します。

前回、僕なりのプロと呼ばれる人は、
■時間を費やしている
■努力を努力と思っていない=「好き」が「努力」を上回っている
といったことが考えられるなとお話しましたが、他にも要因があると結ばせていただきました。

さてそれが何かと言いますと・・・
上記2点をさらに支える、「物事の向き合い方」と「思想」にある。と考えるのです。
向き合い方と思想は僕の中では密接な関係があるのですが、つまりは僕の立場から言わせてもらいますと、デザイナーと呼ばれる人も色々な人がいます。
大概は「なんとなくかっこいいし、楽そうだし?好きなことで食っていけるし?」なんて動機の人がほとんどでしょうがw
何が言いたいかといいますと、「やりたい」という自己の欲ではなく、「やらなければならない」というような気概の人。
そこには色々な理由が考えられますが、例えば、デザインが及ぼす社会の影響や、デザインというものの文化レベルとしての捉え方、そこまでの高い次元で仕事をしている人は
やはりプロだなと感じるのです。
つまり仕事を超えてより良い社会や文化を形成してこうとするライフワークにまで落とし込んでいる人です。
こういった考え方は僕の中にもちょっとだけ、ほんのちょっとだけあります。

ダサイものが蔓延すれば、ダサいを良しとする思想の人たちが増えてくる。そうなったときの社会への影響はどうか?教育にはどう反映していくのか?ならば自分の仕事も手を抜くことなんてできない。なんてことを私もたまに考えたりします。
まあそれを常に維持するのは大変難しいことなんですけども・・・w

自分の仕事を文化や思想までの次元で捉えていく、これは様々な職業に言えることじゃないでしょうか?
単に芸術や音楽だけが文化と呼ばれるものじゃない。
日々の皆の生産活動すべてが人間の文化なのではないでしょうか?
利便性や好奇心で先人がインターネットというものを構築していき、ネット社会と呼ばれる文化が形成され、その影響を受けた社会が生まれていく。紛れもなく皆の生活に変化を及ぼしているはずです。
ここ10年の日本人のライフスタイルも大幅に変わってきているでしょうし。
なんだか話が変わってきていますが・・・w
結論的には自分の関わる仕事に対し、社会的立場、文化的立場、未来に及ぼす影響等を捉えながら臨んでいる思想の人は、仕事への向き合い方が次元的に違う。
こういった人がプロを越えたプロである。と、僕は考えるのです。
なんだか堅くなってきたのでこの辺にしておきますw

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