ともちん面接に来ないかなぁ

最近の注目はAKB48です。ということで、先日の「総選挙」以来巷間に増殖しているらしい「新規」の一人として活躍中の私です。彼女らの魅力はやはりどのメンバーも明日面接に来ても不思議のない雰囲気を持っているところというか、素人の女の子を集めて仕事をしている身として何となく親近感を覚えるところですね。実際「この子はウチにくれば稼げるだろうなあ」なんてことを独り思いながらYouTubeに噛りついていたりするわけですが、まあ、彼女らの活躍を通じてお店の女の子の新しいプロデュースを模索中、とりあえずはそういうことにしておきましょう。冒頭のそれは私の最近の口癖、お店の女の子たちは勿論「ドン引き」しています。年甲斐もなく「ともちん推し」を公言していたら知らぬ間に細君が友達と海外旅行に行ってしまった夏休み、そんな私は品川ラズベリーで責任者を勤めさせていただいている者です。

さて、今どきは猫も杓子もブログを書いているわけで、件のAKB48のメンバーもやはり書いています。芸能記者泣かせとも言われる芸能人ブログですが、彼/彼女らの生の声が直接聞けるということでファンからは歓迎されているようです。私は「ブログ」という言葉がまだ存在せず、それに類するネット上のテクストが「ハイパーテキストダイアリー」と呼ばれていた当時から(「ウエブ日記」という言葉すらまだ一般的ではありませんでしたね)実は今で言うブログを書いていました。その私から言わせれば、ブログほど情報媒体として信用のならないものもないわけで、何故なら、それらが日記もしくは身辺雑記でありながらも「何を書いて何を書かないか」の取捨選択が完全に書き手の意思に委ねられているからです。ファンの知らない日常を垣間見ているつもりの芸能人のそれは、仮にそれが事実であれ、そこに「(書き手の意思として)書かれなかった多くのこと」と比べてどれほども価値のない情報に過ぎないのです。従って、芸能人のそれに限らないブログの正しい読み方は、そこに書かれていないことを如何に正しく「読む」かにあります。あるいは、そこに書き手の人間性を見出すなら、そこに記されている内容ではなく、その人物が「何を書いて何を書かないのか」を読み解くことによってより正しくそれを見出し得るのです。例えば、件の「ともちん」ことAKB48の板野友美さんのブログ、少し前にしばらく更新が滞っていたことがあってファンの間でちょっとした騒ぎになっていたのですが、書かれない(更新されない)ことがむしろ物議を醸す、ブログという媒体の本質がそこに正しく顕れています。まあ、要は、読み手の心がけ次第では芸能人のブログなど旧来の芸能マスコミ以上にタチの悪い虚像の増幅装置に堕してしまう、と、そんな話です。

以上、長い前置き。

このブログの体裁をとる一連のテクスト群が「当番制」であることは以前書きました。今回のこの投稿は私の当番日をかなり過ぎてのものとなります。理由は「忙しかったから」と小学生の言い訳みたいなことを書くより仕方がありません。客商売をやっていて「忙しい」のならそれはそれで良いことでもあるのですが、今回の場合はあまり歓迎できない類の「忙しさ」でした。「忙しい」という状態は与えられる仕事量とそれを消化するための労働力の関係に於いて生じるのですが、今回のそれは残念ながら後者の減少に因るもの、ならば、その状況を改善すべくこのブログにチカラを入れてみるというのも一つの方法ではあるのですが、しかし、旧来の方法の破綻が現在の状況をもたらした可能性をも視野に入れるならば、ここはもう少しアタマを働かせなくてはなりません。

あとは上述の「前置き」をヒントに各自で考えてみて下さい。ちなみに、ブログ歴の長い私が至ったブログ読みの極意は「読まない」ことです。勿論それを楽しむだけなら別に構わないのですが、そこに何らか真贋を見極める要があるのなら「読まない」のも一つの方法、もし読むのならば従来とは違った視座でこのテクスト群に目を向けてみるべきかも知れません。

何れにせよ、既に読んでしまった人に「読むな」と諭すのが私なりの方法論、ここで身を助けるのは聡明さです。

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