新説トイレの花子さん

最近ちょっと驚いた話。今どきの小学生は学校のトイレに行けないのだとか。恥ずかしくて大きい方ができないとかそんな古典的なお話ではなくて、むしろ女子にその傾向が高いらしい今どきの理由は「汚い、臭い、暗い」だそうです。

確かに、今どきの家庭のトイレと比べたら学校のトイレは汚くて暗い場所に違いありません。最近の小学校のトイレがどんなものなのか私は知りませんが、公立学校のトイレ設備などそうそう改修されるものでもないのでしょうから、多分私が知っているそれと大差ないシロモノなのでしょう。

公と私の環境の乖離が激しくなっているとは言え、或る程度の環境の差異には柔軟に適応できなくてはこれから先どうするのか…、と、個人的には思ってしまうのですが、この問題が俎上に載るときはむしろ「早急な環境の整備」という方向で論が展開することが専らのようです。確かに、尿意をもよおしても家に帰るまで我慢する女子児童も実際少なからずいるようで、児童の健康面を考えれば環境の改善は急務と言えるのかも知れませんが、しかし、そのような論調は学校が教育の場であることを予め放棄しているかのようでもあり、ちょっと違和感を覚えてもしまいます。

学校のトイレが怪談の舞台となるのはこのような状況のメタファーだったのかと感心してみる私は品川ラズベリーで責任者を勤めさせていただいている者です。小学生のときは休み時間が終わるギリギリのタイミングを狙ってトイレに駆け込んでいたような記憶があります。

さて、環境の改善と言えば、シンデレラFCグループでは主に女性コンパニオンにやさしい環境づくりに全店を上げて取り組んでいます。ちょっとした備品の設置など、痒いところに手が届く万全の環境づくり、これからのこの業界では非常に大切なことの一つだと思います。

しかし、どんなに設備環境を整えたところで本当に快適な環境を作り上げることはできません。何故なら彼女らにとって最も重要な環境要因は人そのもの、つまりは私たち店舗スタッフだからです。件の小学校の問題に違和感を覚えるのはそこに環境要因としての「人」が論じられることがないから、どんなに設備を改善しようとも、そこに環境要因としての「人」の介在がなくては、遠からずまた別の問題が生じてしまうだけなのです。

快適な環境を作り、また自らが好ましい環境の一部となる、そんなに難しいことではありません。ほんの少しの気配りとやさしさ、そしてときには厳しく…、これをご覧の皆様方にもきっとできるはずです!

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