SEO(検索エンジン対策)担当の私(ヒロセ)は、1993年4月から2001年3月まで8年間在籍した大学の学籍番号を今でも覚えていて、各種ネットサービスのパスワードなどで使い回している。
最近ふと思うことがありこの学籍番号をGoogle検索にかけたところ、検索結果の一番上にその番号をアカウント名とするYoutubeチャンネルが表示された。
https://www.youtube.com/channel/UCqa4AwnRuLEZReK3xfglW1Q
「こんな不規則な数字を使う人が他にもいるんだ・・・どんな内容だろう?」
と興味深々ページを開くと
・登録者数 25人
・動画数 2本
のごみアカウントだった。
開設されたのは15年近く前。2本だけアップロートした後放置。
よくある事例だが興味を引いたのが、そのうち1本の動画の再生回数が10万を超えていること。10万以上の再生となると動画全体の1%にも満たないそうである。
https://www.fashionsnap.com/article/2020-08-09/youtube-2020/
内容は、明らかに目を引くスタイルの女性がただ着替えをするショート動画。
画質の悪さが生々しさを醸し出していて余計に感情を刺激する。
サムネイルも分かりやすくセクシーで、再生時間が「20秒」と表示されていれば普通の男なら気軽に再生しないはずがない。
「確かにこれなら10万再生もありだな」と納得したところ、動画の最後にはなんと
「人妻ヒットパレード」
という当グループの人気ブランド名が・・・
「え?これオレが上げたの?」
全く心当たりがない。YouTubeは昔からよく見ていたが自分から何かを発信しようと思ったことは一度もない。ありえない。
このアカウントユーザーが「作成した再生リスト」として、「お気に入り」が43本一般公開されている。
もしその内容が私の趣向と一致していれば、このアカウントは私が作ったものということになるが果たして・・・
ふたを開けてみれば、ほとんどがPerfumeの動画だった。
ということはやはりどう考えても私のアカウントである(今となってはログインできず)。
それはさておき何より驚くのが、私のような素人が適当にパクッてアップロードした放置動画が勝手に10万回以上再生されていたという事実。
個人的に「YouTubeは風俗の集客には向かないのでは」と考えていたが、この事例からその考えを撤回せざるを得ない。
この十数年の間に、この動画をきっかけに「人妻ヒットパレード」と検索したユーザーは相当数いたはずである。