エフジューライダーのつづれ織り

暦は、5月、皐月、新緑、青葉、若葉の季節、まだ少し肌寒さも残って、空気も澄み、気持ちの良い季節です。風の音を聴き、木々の息吹を感じながら、緑色のにおいをかぎ、ゆっくりと、歩く、少し時間を止めて、大きく深呼吸です。
5月の旬のものといえば、いちご・キャベツ・芹・筍・アスパラガス・さやえんどう・じゃがいも・玉ねぎ・ピーマンなど、魚では、かつお、まぐろ、かれい、など、この時期ならメジまぐろ、初夏までの初がつお、どちらも格別です、冬の間蓄えた、力のこもった、野菜もまた格別、旬をいただくということは、生きる基本のようなものです。また、旬ゆえに、新鮮でとても美味しくて、安く、そして、体にやさしい、またそれが、暮らす土地のものなら、地球にもやさしいのです。そう、いいことだらけなんですね。
旬のもの、地のものをいただく、人を含め動物は、単なるエネルギー補給のためだけに、ものを食べているのではないそうです。機械のように、同じ燃料を入れてやれば、ただ働く、そうではなく、その時々の環境に合わせた体に変身するために食べるようなところが、あるようです。暮らす場所でとれた、旬なものを摂る重要性は、植物の育つ時期や花の開花が土地によって違うように、季節やその土地に合ったものに体の細胞を整えること、それをそもそも栄養するというのだそうです。食べ物は、たしかに、エネルギーとしても消費されますが、たんぱく質やミネラルは体の隅々までいきわたり古い細胞と入れ換わって組織の中に入ります。冬が近づけば冬に備えた体に、春がくれば活動的な体に、それがその土地の旬の生き物の中には入っているのです。人が昔から、旬のものを食べることの意味は、次にくる季節に体を調整する鍵が旬の食材の中に入っているからです。生き物の中に入っている成分が、体内に入って、秘密のカギで、体のスイッチを入れたり、消したり、そんなイメージでしょうか。ですから、輸入食品には、そのものが育った輸入元の季節の鍵が入っていて、間違ったスイッチをオン、温室で育った野菜には、空調の利いた部屋でしか生きられないという鍵が入っていて、同じくスイッチオン、すると食べた人は、体温管理がうまく出来なくなって、空調の利いた部屋でしか生きられなくなったりして。
アレルギーや免疫不全などの病気の原因は、そんなところにあるのかもしれません。本当なら、1月から2月ぐらいの旬な食べ物のなかに、これから襲ってくる花粉に対応する鍵を持った食べ物があるかもしれませんね。何でも手に入る便利な世の中と引き換えに、いろんなものを、置いてきてしまうのかもしれません、つまりそれが、代償、そしてその代償を解決するために、たくさんの、学者さんが研究を重ねても、原因不明の病気は、原因が不明、花粉症は、いまだ、治らず。食べてはいけないものには、その謎が解けなくなる鍵が、入っているのかも、しれません。
体調が万全であればこそ、良い仕事も、良い人とのかかわりも、出来るものです。出来る限り、良い鍵をたくさん、もらえる食生活と、季節を感じる少しの余裕をもって、暮らすこと、とても大切なことだと思います。
そんな事を考えながら、休日の午後、筍の土佐煮とかつおのたたきに冷たいビールで乾杯です。
そんなわけで、デザインチームは、深夜勤務のデザイナー募集中です。世界の傑作の8割は、夜8時以降に誕生しているのです。あなたもこのチャンスに世界に名の残る傑作を、創ってみませんか。そして冷たいビールで乾杯しましょう。
 

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