男のワンダーランド

千葉県に所在しているのに、「東京○○ランド」と言うネズミさんが活躍するテーマパークがあるのは皆さんご存知だと思いますが、リピート率はどれくらいあるか、ご存知でしょうか?
 
冒頭から何の話?と思われるかもしれませんが、商売をするにあたっては聞いた事がある話だと思います。
 
東京○○ランドのリピート率はナント毎年90%を超えるそうです。
営業開始から26年も経っているのに、この数字は脅威的です。
テーマパークや大箱と言えば、初めこそ物珍しさで大混雑するものの、年々廃れていくのが常です。
 
これはテーマパークに限ったことではありません。どんな流行物でも時が経てば廃れていく中で、リピーターをガッチリ掴んで離さないというのはすごい事だと思います。
ちなみに、毎年リピート率が90%超えと言う事は、毎年新規率も数%と言う事ですが、その新規のお客様も9割がたリピートさせる事になるので、単純計算だと年々入場者も数%の増加になります。(※実際、毎年入場者が前年超えしているのかは存じ上げておりません)
 
私は以前、サービス業をしていた時期があり、上司に「東京○○ランドを見習ってサービス向上してリピーター増やせ」と言われた事がありましたが、それは無理な話でしょうと思いました。東京○○ランドって別にサービスが良いとか、おもてなしの精神があるわけではなくスタッフが役者を演じて非日常的な世界を作り上げているだけでしょう。
着ぐるみ着てる人も、着てない誘導係の人も同じ役者なのです。
東京○○ランドはチリ一つ無いと言う話も、掃除している人は確かに多いのですが、綺麗にするのだけが目的では無く、「チリ一つ無い」と言う噂をアピールする為に演じている役者の一人にすぎないのです。
 
そして他の追従を許さない確固たる理由は「ネズミさんの不思議な世界」だからです。
このネズミのキャラクターを唯一使えることこそ、最大の武器と言っても過言ではありません。
 
東京○○ランドを支えているのは、ほぼ女性や子供です。男性はその女性や子供が行きたいと言うから、内心「メンドくさ」と言うのを隠して笑顔で付き添っているだけなのです。
何故に女性は行きたいのか?答えは非日常的で現実逃避出来るからです。
そんな非日常的なところに来て財布の紐も緩んだところで、おみやげ屋さんの出番です。
おみやげ屋さんだけで町を構成しているくらいですから、こちらの利益の方が多いんじゃないでしょうか?むしろ入場料100円でもペイ出来るのではと思います。
 
お城(建物)もカボチャの馬車(スポンサー付アトラクション)も住人(スタッフ)もネズミさん(着ぐるみ)も素敵だった。楽しかった(気がする)。
「ここにしかないし、ここでしか味わえないから、また来よう」
その「また来よう」と思わせる事こそ難しいのです。
 
私がシンデレラFCグループに入って先輩が言っておりました。「俺達が目指すのは男の○○ランドなんだよ」と。
「そうか男性も非日常的な世界で楽しめれば「また来よう」と思うじゃん」。
女性だけではなく、男性にもありましたよ。ワンダーランドがここに。
男性が「また来よう」と思う非日常的なワンダーランドを皆さんも、我々と共に築いていきませんか?

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