問題意識

クライアントメディア部 HTMLデザイン課のNでございます。
 
最近コーディングをしていないので、めっきり腕が落ちております。
自分はもともとデザイナー志望でこのグループの門をたたいた口なので、「モノを創る者」としてはちょっと欲求不満な毎日を過ごしております・・・
 
シンデレラFCグループの総合サイトをリニューアルしてからは、サイトのリニューアル案件が私の所に下りてくるようになりました。
ある意味、デザイナーとしてWEBに関わるよりもスゴク面白い=やりがいのある業務です。
ただし、面白い(やりがいのある)業務であると同時に責任も重いです。
でも、リニューアルによって成果が出れば、全部「私の手柄」です。
 
うまくいけば、とてもキモチイイし、うまくいかなければ針のむしろに座る気分をイヤというほど味わいます。
40代の男としては、仕事の醍醐味が味わえる地位にいることに感謝をしています。
 
現在、営業系の携帯サイトを470サイト制作しています。
1ヶ月ぐらいで470サイトを作るわけです・・・
しかも、コーダー2人だけで・・・
 
その作業以外にも、不定期に店舗サイトのコーディングも入ってきます・・・
はっきり言って大変です・・・でも、今まで蓄積してきたノウハウがあれば、たった2人だけでサクッと470サイト作れちゃいます。
はっきり言って、自分が育ててきたコーディングチームであればチョロイです。
(世間一般のコーダーの方々と比べたら、見劣りするスキルかもしれませんが・・・)
 
サクッと創れる程度のサイトなので、サイトの内容としては、「しょぼい内容」になります。
「しょぼい内容」ではありますが、その「しょぼい内容」の470サイトをサクっと創れるようにするまでには、1ヶ月近く準備が必要でした。
 
一番時間をかけたのは、リニューアル前の既存サイトの分析でした。
ただ「分析」すると言っても、そこにはちょっとした「思考的スパイス」を効かせないと、よい分析結果は得られません。
その「思考的スパイス」とは何か?といいますと、それは「問題意識」です。
「問題意識」を持って「数字」と対面しないと、質の高い「分析」はできないです。
 
いままで、リニューアル前の「営業系の携帯サイト」を修正改善しようと試みてきた人たちは、その「問題意識」が足りなったのでしょう。
だから、自分のところにリニューアルの案件が降りてきてしまった訳です。
ホントはもっと別の案件に作業を注力しなくてはならないというのに、全く迷惑な話です。
 
そもそも「問題意識」が足りないからこうなってしまった訳です。
あるサイトに「問題意識の高め方」について書かれていましたので、ちょっと紹介します。
 
1、ゴールは何かを常に考える ⇒ 果
2、なぜそうなったのか、原因を考える ⇒ 因
3、環境( = 空間 )からの影響や関わりを考える ⇒ 空
4、時間による変化や影響を考える ⇒ 時
 
この、4つについて問いを重ねていくそうです。
問いを重ねることイコール、「時空・因果」について思いをめぐらすこと・・・
つまり「世界」を考えることに繋がるそうです。
仏教の説法みたいな感じで、深イイ話ですね。
 
実のところ、「問題意識」を持って「分析」した結果、得られた答えは何もありませんでした。
つまり、何の法則性もなく、ただなんとなく目的を達成していたサイトを、さらにリニューアルしなくてはならない訳です。
ホントに困ったものです。
なので、逆にいくつかの同じ法則性をサイトに持たせてサイトリニューアルを実行しました。
 
もちろん無作為にリニューアルした訳ではなく、あるいくつかの「仮説」を立てた上でリニューアルしました。
同じ法則性を持った470サイトを制作して、2ヶ月間の成果を分析すれば必ず分析結果に「揺らぎ」が生じるはずです。
そして、成果の出たサイトを分析すれば、成功パターンがいくつか抽出できるでしょう。
抽出した成功パターンから、またサイトを制作して分析をする・・・その繰り返しです。
 
 
さて話はガラッと変わりますが、今月5/11(火)から、コーダーチーム内で「新コーディング・ルール」のレクチャーを始めます。
今後、「adobe AIR」を使ったコンテンツなども手がけていく予定なので、コーダーチームが担う業務は高度なものになります。
当然、プログラマーとの共同作業も今よりもグンと増えてきます。
そうなる前にコーダーチーム内のスキルをある一定のレベルにしておかなければなりません。
 
今回のレクチャーの最大の目的は、コーディングの「技術の取得」よりも、コーディングに対する「考え方を身につける」ことが主軸になります。
この「考え方」ができていないと、「adobe AIR」のプロジェクトに参加することは難しいでしょう。
 
シンデレラFCグループの開発チームは、これから新しい技術をどんどん取り入れてサイトを強化していきます。
風俗業界で一番の技術力を持った開発集団に育て上げる地盤は揃っているので、後はメンバーを増やすだけです。
 
コーダーチームでは柔軟な思考を持った人材を常に募集しています。
心が柔らかい人、業務に忠実な人、業務の隅々まで思考が及ぶ人、そんな人材を募集中です。
WEB業界が未経験な方でもOKです。
ただし、自分でサイトを作ったことがある人、或いはBlogを運営している人など、趣味の範疇でもいいので実際にWEBに関わったことがある人であればスキルが低くても応募を受け付けます。
HTMLを手打ちで書ける人は大歓迎です。
応募を考えている人は、シンデレラFCグループ総合サイトのソースを見て、応募に見合うスキルかどうか判断してみてください。
多分、さほど敷居の高いものではないはずです。
 
入社後は、必ずDreamweaverを覚えてもらいます。
コーディングやファイル管理は、徹底してルールを守ってもらいます。
私見ですが、業務内容は正直言って厳しいですし、面白みもありません。
業務を面白くやりがいのある仕事にできるかどうかは、あなた次第です。
自分はどんな仕事であっても、面白くやりがいのある仕事に変えてきました。
それができなければ、自然と会社を去って行く事になるでしょう。
忠実に業務にはげめば、自然と組織内で自分の立ち位置を確立できます。
コーダーチームのメンバーは皆、自分の立ち位置を自分の仕事力で確立し組織内で存在感をアピールしています。
一人ひとりが、チームにとっては無くてはならない無二の存在になっています。

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