百名店は『AIアナライザー』導入可。では、うちはどうする?
メディア企画部の佐藤です、こんにちは。
『ジョジョの奇妙な冒険 Part7 スティール・ボール・ラン』が2026年に始まると聞き、自分の『マキネッタ』を買う未来が見えています。未来予測ですね。

AIで“マキネッタと俺”というイラストを作ってみました。コレくらいの渋み出したいなー、う~ん、マンダム。
さて、ガラケーからスマホへの転換期を体験したオジサンとしても、AIの浸透スピードには驚くばかりです。
“ヘブン百名店”に選ばれた店舗は、独自の分析ツール『AIアナライザー』を利用できますが、そうでない店舗は自力でなんとかするしかありません。

↑参考:AIアナライザー(出典:ヘブンnaviより)。
というわけで今回は、媒体活用におけるAI利用の一例をご紹介します。
※ここで言う“媒体”とは、シティヘブン、バニラ、口コミ風俗情報局などの風俗専門“宣伝媒体”のことです。
ChatGPTをメインツールに
「2025年12月から性的表現が緩和される」というアナウンスもあったChatGPTを、現在はメインに利用しています。
ここでは実際に活用しているAI利用例を紹介します。
目的:上位化コンテンツの効率化
媒体には、地域検索時に上位表示を狙える“上位化”機能があります。
同じプラン内でも、更新の仕方次第で表示順位が変わります。
シティヘブンの場合、「更新ボタン」の押下回数はプラン(料金)や貢献度(バナー設置など)で上限が決まっています。
つまり、**「人が多く見ているタイミングで更新する」**のが最も効率的。
その“最適な時間”を可視化していきます。
手順
① ヘブン管理画面でデータ取得

“アクセス解析サービス”→“時間別アクセス数”を開き、“集計基準日”を1週間ずつずらして3か月分のデータを取得します。
(直近や前年同時期など、複数期間で比較するのがおすすめ)
② Excelで統合
各週のCSVを1つのシートにまとめ、シート名を“Sheet1”に変更。
③ ChatGPTに指示

Excelデータをアップし、
「曜日と時間帯別にページビュー数を整理し、ヒートマップをVBAで作成して」
と依頼します。
あわせて、データの意味も明示:
A列[09/23 00時]=[2025年9月23日 0時~0時59分]
B列=ページビュー数
④ トライ&エラーはChatGPTに任せる
出たエラーをそのまま伝えると、修正版のコードを提示してくれます。
(例:シート名変更、セル範囲修正など)
⑤ ヒートマップ完成!

曜日を列、時間を行にしたヒートマップがExcel上で完成。
画像化も可能ですが、無料プランでは制限があります。
追加のマクロで“上位化に最適な時間帯”を自動で算出させることも可能ですが、そこは人間の判断で十分かと。
活用のポイント
AI活用の肝は、**「人の勘では拾いにくい法則を可視化する」**こと。
アクセス傾向は業種・レーベル・エリアで異なるため、あくまで参考値として活用します。
このデータは「シティヘブンのアクセス傾向」なので、上位化だけでなく「写メ日記の投稿時間最適化」にも応用できます。
(※出勤状況や写メ日記の投稿要因もアクセスに大きく影響するため、あくまで目安として。)
発展アイデア
“3連休”と“通常週末”の比較なども面白そうです。
たとえば“連休2日目は朝からアクセス増”などの傾向が見えれば、出勤や更新タイミングの戦略立案にも役立ちます。
これまでベテランスタッフの経験に頼っていた傾向と対策も、データを蓄積すれば**“軽い予測分析”**が可能です。
上位化を見張るマクロを作成して、他店の上位化の後出しをすればいいのでは!
…と思って実行したのですが、シティヘブンのスクレイピング対策で弾かれましたw
続けてChatGPTから「有料スクレイピングAPIや自ホストのヘッドレスブラウザを利用」の提案をいただいたのですが、他店もやっていたらイタチごっこです。
それよりも天気や地域イベント、過去の予約・利用時間、ドコモのモバイル空間統計などを掛け合わせる方向が建設的かなと思っています。
HTMLテキスト制作にもAIを活用
シティヘブンのイベントページはHTML装飾が可能ですが、使用できるタグが限られています。
さらにテンプレートは数年単位で更新されていない印象。
そこでAIの出番です。
イベント内容や推したいポイントをテキストで書き、以下のように指示します。
使えるタグは <a><br><hr><b><p><div><span><font><strike><strong><u><em> のみ。
イベント用にHTMLテキストで装飾して。
色はピンク系で目立つように。

温めていたイベント企画をブラッシュアップ!

結果、地味だったので――
「文字をもっとド派手に、7色使ったレインボーカラーに!」
と追加指示。

→ 派手派手に!
注意点
・エラーが出たら、メッセージをそのままChatGPTに貼り付けて調整。
・表示崩れは、実際に表示されたURLを伝えると修正版を提案してくれます。
ちょっとした発見
“シティヘブン向け”と明記せず依頼したところ、ChatGPTが――

Heaven特有の制限を考慮し、“崩れにくいサロンLP風HTML”を作りました。
と自動対応。
さらに修正を依頼すると、

HeavenのCSS仕様に合わせて“完全安定版”に調整します。
……との返答まで。
もしかすると他店舗の事例を学習しているのかも?
ChatGPT、恐るべし!
まとめ:AIと性風俗、可能性しかない!
【AI × 風俗媒体】は、まだまだ開拓の余地がある分野です。
データ分析、HTML生成、予測モデル――いずれも現場で即戦力になります。
我こそは!という風俗好きのAIエンジニアさん、ぜひ一緒に開発しませんか?
ご応募、お待ちしています!







