皆さんこんにちは。
メールオペレーターのトマソンです。
以前、オペレーターとしての仕事について書いたことがあるので、今回は少し違う話をしようと思います。
最近AI化の波にのって、会社でも様々な部署でAIを活用する場面が増えてきました。
メールオペレーターも例外ではなく、何かしらの業務で全員がAIを使用しています。
今回は、どんなふうにAIを活用しているのか、簡単に紹介してみます。
AIを活用している業務
実際に私がAIを活用して行っている業務は、大きく分けて2つあります。
①求人媒体の原稿作り
これまでに使っていた文章をベースにしながら、AIに長めの文章を渡してサクッと要約してもらいます。
その要約を見ながら、言い回しを直したり、媒体ごとのルールに合わせて少しずつ修正したりして、最終的な形にしていきます。最後は、管理画面にポチポチ入力していくという、地味だけど大事な作業です。
②求人動画の作成
以前の記事でも求人動画を作成していることを書きましたが、当時は構成や内容を一から考えるのがなかなか大変でした。
今では、求人ブログの記事をAIに渡して、動画用に短くまとめてもらい、そのテキストをベースに原稿を整えています。
できあがった原稿をAI動画生成ソフトに入れると、画像やテロップ、ナレーションまで一通りつけてくれるので、仕上がった動画を見ながら、言い方を変えたい部分や、もう少し短くしたいカットを中心に細かく調整していく、という流れです。
こんな感じで、文章も動画も、全部を一から自分だけで作るのではなく、AIに土台作りを手伝ってもらいながら仕上げています。
AIを使っていて難しいと感じるところ
もちろん、AIが何でも完璧にやってくれるわけではありません。便利なぶん、難しいなと思うところもあります。
いちばん悩むのがプロンプト作りです。 ※AIの作業の指示書みたいなもんです
こうしてほしい、これは入れないでほしい、と細かく指示を書いても、一部だけスルーされたり、思っていたのと違うテンションの文章が出てきたりします。読みやすく、とお願いしたのに宣伝っぽくなったり、やわらかめでと伝えたのに急にかちっとした文章になったり…。
プロンプトの書き方を間違えると、途中で軌道修正するより、最初から作り直したほうが早いこともあります。何度かそれをやらかして、ムダに時間をかけてしまったこともあります。
それでも、試行錯誤するうちに、こう書くと伝わりやすい、これは誤解されやすい、というパターンが少しずつ分かってきて、前よりは大きく外すことが減ってきたかな、とは感じています。
AI研修で変わったこと
今年に入ってから、会社でAI研修を受ける機会がありました。
それまでは自己流で触っていたので、正直なところ「なんとなく便利そうだから使っている」ぐらいの感覚でした。
研修では、プロンプトの基本的な考え方や、AIが得意なこと・苦手なことを具体例つきで教えてもらいました。
同じお願いでも、言い方を少し変えるだけで出てくる文章の質がガラッと変わるのを見て、もっと早く知りたかったな…と思ったくらいです。
それ以来、やみくもに全部AIに投げるのではなく、ここはAIに任せる、ここは自分で考える、と切り分けて仕事を組み立てられるようになってきました。
単純に時間が短くなるだけじゃなくて、どう伝えたら読みやすいかを考える余裕が増えてきたのは、個人的にはけっこう大きな変化です。
今後は、今やっている求人原稿や動画づくり以外にも、マニュアルやQ&A作成など、AIで楽になる仕事をもう少し広げていけたらいいなと思っています。
幹部ナビをご覧の方へ
ここまで書いてきたように、普段から求人原稿や動画づくりでAIを使っていますが、楽をしたいからというより、できるだけ分かりやすく情報を届けたい、というのが一番の理由です。
働く場所を選ぶときって、不安なことや、頭の中でモヤモヤしている部分がどうしても出てくると思います。
求人ページやコラムを読んだときに、なんとなく雰囲気がつかめたり、自分に合いそうかどうかを少しでも想像しやすくなっていたらうれしいです。
そんな情報を整える側としては、こんな方だと一緒に働きやすいんじゃないかな、と思っています。
AIを使ったり、新しいツールを試したり、いろいろなやり方に興味を持てる方には、きっと楽しめる環境だと思います。
今は夜勤の時間帯をとくに大募集中なので、生活リズムが夜型の方にはとくにおすすめです。
おまけ
ここまでそれっぽくAIの活用について語ってきましたが、実はこの記事そのものも、下書きの段階からAIに手伝ってもらいながら書いています。
AIってすごい、とタイトルにしましたが、こうして一緒に文章を作っていると、本当にそのとおりだなと実感します。
最後に、AIごとに個性みたいなものもあるなと感じています。写実寄りのアニメーションで明る背景にガラスの靴とふわっとした指示で画像を作っても、同じ指示なのにChatGPTとGeminiでは仕上がりの雰囲気がかなり変わることが多くて、その違いを見比べるのもひそかな楽しみになっています。

ChatGPT作

Gemini作







