風俗WEBデザイナーインタビュー「サイトのデザインはお客さんを誘導する入り口のようなもの」

プロフィール

赤松真司(33歳)入社1年目。

現在シンデレラグループのWEBデザイナーとしてグループ店ホームページやバナーのデザインを担当。

 

――現在、シンデレラグループのデザイナーとして、サイトやバナーのデザイン・改善に携わっていらっしゃいますが、この仕事への転職のきっかけを教えてください。

前職ではホームページのコーディングやスマートフォン向けアプリケーションのデザインの仕事をしていました。

少人数制の現場だったので、作ったら終わりで周りから評価やデザインに対する指摘がなく、このまま同じような作業をしていては駄目だと思ったのが転職のきっかけです。

 

――数あるデザイン業務の中から風俗というジャンルを選んだ理由は何ですか?

新しいことにチャレンジしたいという思いと、過去にフォトレタッチをしていた経験を活かせると思い風俗というジャンルを選びました。

 

――風俗というジャンルに携わることに抵抗はありませんでしたか?

特に抵抗はありませんでした。

むしろどんなデザインに携わることができるのかという期待の方が大きかったです。

 

――以前は風俗という職業にどんなイメージを持っていましたか?

上下関係が厳しく、体育会系のようなイメージがありました。

でも実際に働いてみると、そんなことはなく凄くしっかりしている会社だと思いました。

福利厚生もあり、真剣に業務に取り組む方が多いことにも好感を持ちました。

あまり堅苦しくなく、いい意味でゆるさがあるところもポイントが高いです。

 

――周囲の人たちは風俗関係の仕事に就いている事を知っていますか?

以前の職場の方や親しい友人は知っています。

『面白そう!』や『赤松君が風俗業界で働くなんで珍しいね!』という反応が多かったです。

 

実務経験は前職を含めると8年ぐらい

 

―― 1日の流れ(タイムスケジュール)を教えてください。

朝11時から朝礼が始まり、その後すぐにデザインの業務に取り掛かります。

15時ぐらいにお昼休憩を取り、その後はまた20時までデザイン業務です。

日によってはデザイン以外にも、会議や打ち合わせ、店舗に伺っての打ち合わせなどもあります。

 

――デザインの実務経験はどのくらいですか?

前職を含めると8年ぐらいになります。

 

――具体的に風俗のどのような部分をデザインしているのですか?

お店のホームページや風俗広告媒体に表示されるバナー画像の作成、お店のホームページ自体のデザインやリニューアル作業も行います。

 

――デザイン完成までの基本的な流れを簡単に教えてください。

基本的には、店舗から指示されたイメージをデザイナーがそれを解釈しデザインするといった感じです。

またデザイナーだけではなく、他の部署と連携してデザインを進めることもあります。

短時間や1日で終わらせるデザインもありますが、サイト系のデザインに関してはある程度の長い日数を掛けてデザインすることが多いです。

 

――風俗という分野はデザインする上でかなり特殊であると感じますか?

色使いや露出の多い女性の写真を使用しているところは特殊であるとは思いますが、人の目に留まるデザイン、相手の伝わりやすいようにデザインをするという点に関しては違いがないように思います。

 

――風俗という分野をデザインするにあたって特に気をつけている事を教えてください。

派手というようなイメージが強いですが、むしろ文字は見やすく伝わりやすいようにデザインをするという基本的な部分を常に気をつけてデザインをしています。

 

――風俗のデザインでルールのようなものはありますか?(例えば○色はなるべく使わないようになど)

特に決まったルールはありません。

そのお店のイメージに合った色やフォント、装飾などをデザインに取り入れます。

それは一般のサイトでも風俗でも基本的には同じだと思います。

 

――デザインのアイディアは主にどんなところからインスパイアされますか?

電車の中吊りや雑誌、アダルトDVDのパッケージなどからインスパイアされています。

最近ですと、ソーシャルゲームの文字やバナーなども参考にしています。

 

――風俗をデザインする上で「ユーザー目線」というのはどのように意識しますか?

もし自分がユーザーだったら、このデザインの店は利用したい、このデザインだったら利用したくないというのを判断基準にしています。

自分が見て少しでも興味がないようなデザインならばユーザーも見ないだろうと思うからです。

 

――風俗のデザインでは「親しみやすさ」よりも「セクシーさ」が優先されるのでしょうか? バランスは?

それは風俗店のイメージによって変わってくると思います。

お店のコンセプトが、『若い』『かわいい』『値段が安い』というコンセプトだったら『親しみやすさ』が優先されると思いますし、『妖艶』『セクシー』『高級』というコンセプトなら『セクシーさ』が優先されると思います。

 

――最近で再びGIFバナーが注目されていますが風俗業界でもそれは有効ですか?

有効だと思います。

動きのないバナーに比べて動きのあるGIFバナーの方がユーザーの目に止まりやすく、その場で文字やデザインが切り替わるのでユーザーに対してより印象が強く残りやすいと思います。

特に風俗のポータルサイトなどでは、どの店も目立とうとしてきますので、他店よりいかにセンスよく目立たせるかが大切です。

 

――やはり一番にスマホを意識してデザインしますか?

もちろんスマホを意識することが大事ですが、PCとスマホでは表現の幅が全く異なるので、PCはPCでしっかりとした意識をもってデザインするようにしています。

PCで表現できることが10だとすると、スマホでは6しか表現できないというイメージを持っています。

今の時代はスマホのアクセスが圧倒的に多く重要だとは思いますが、表現の幅が広いPCへの意識もまだまだ強いです。

 

とにかく手を動かして取り敢えず全体図を作る

 

――風俗の場合、サイトのデザインはお店の集客にどのような影響があると思いますか?

そのお店の趣味趣向に合ったデザインは、それに合ったお客さんを集める効果があると思います。

高級店や大衆向け、マニアックな風俗店など、サイトのデザインはお客さんを誘導する入り口のようなものだと思います。

 

――この仕事で壁にあたったことはありますか? またそれをどう乗り越えましたか?

仕事を始めた頃は作業時間よりもデザインを考える時間の方が長くなってしまう傾向がありました。

今は良いアイディアが浮かばないときは、とにかく手を動かして取り敢えず全体図を作るということを意識しています。

その結果、考える時間が大幅に減り、作業スピードも上がりました。

 

――この仕事で一番ときめく瞬間はいつですか?

自分の作ったデザインが店舗のホームページや風俗情報サイトに掲載されたときが一番ときめく瞬間です。

 

――作業をしていて一番難しいと感じることは何ですか?

フォントの配置やうまい『外し方』が一番難しいです。

フォントは読ませないと意味がないので、遊び過ぎても読みにくくなりますし、味気ないデザインになってしまったらそれはそれで勿体無いことになってしまいます。

そのバランスがとても難しいです。

 

――この仕事はどういう人が向いていると思いますか?

純粋にデザインをやりたい人や、コツコツ作業を進めていきたい人に向いていると思います。

もちろん、今まで違う業界でデザインをしていた人も存分に経験を活かせると思います。

 

――あなたにとって自分らしく働くためのコツのようなものを教えてください。

仕事に一直線になりすぎないことが大切だと思います。

もちろん一直線になることも重要ですが、自分のプライベートや趣味などに時間を割くこともとても重要です。

仕事を一生懸命に頑張りつつも自分の好きなことにも全力投球することにより、いいモチベーションが保てると思います。

 

――今後の目標はありますか?

まずは自分の頭の中で思い描いたデザインを自由に表現ができるようになりたいです。

その中で風俗店の売上やお客さんの集客を集めることのできるデザインというのを自分なりに確立していければと思います。

 

――風俗デザイナーを志望する人へのアドバイスがあったらお願いします。

風俗だからと言って特別な感情は持たずに、デザインをしたいという方は是非風俗のデザイナーを目指してほしいです。

入社してからすぐにバナー作成などのデザインに携わることができるので、やりがいも十分に感じることができると思います。

新しいことにもどんどんチャレンジできる業界ですので、現状に満足できないという方にもオススメです。

一緒に風俗業界を今以上に盛り上げていきましょう!

 

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安藤メタボ

風俗を "空から目線”で眺める孤高のライター。風俗の神様に近づくため、只今シンデレラグループで奮闘中! 夢は全ての人を愛せるようになること。現在クラブDJとしても活動中。


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