それは「見える」ものなのです

何手先まで読めるのか? 将棋の巧拙の話です。但し「読む」とか「考える」というのは精々「一流」の棋士の話、これが「超一流」になると「見える」のだとか。数十手先の局面が瞬時にして見える、アタマの中で駒を動かすまでもなく既に見えてしまう、定跡を熟知し、既に経験した数々の局面をすべて記憶して且つ右脳によって思考するとこのようなことも可能になるようです。二度目の寄稿になります、品川ラズベリーのアオヤギです。

さて、受付の仕事をするようになって、或る先輩から「受付は配車を考えるのがナカナカ面白いんですよ」と言われたのですが、なるほど、確かに「配車」はデリバリーヘルスの醍醐味、遠く離れた場所から人とクルマを操る作業は他の業種では味わえない面白さがあります。が、業務に少し慣れてくると、その先輩が「一流」だったことに気が付いてしまいます。そうです、配車は「考える」ものではなく「見える」ものなのです。配車ボードを覗いた瞬間に見える、まだ余白の多いボードに何が書き込まれるかによって刻々と変化し得る数々の局面が瞬時に見えてくるわけです。

あ、勿論私がその域に達しているということではありませんよ。見えたり見えなかったり、配車ボードを前にウンウンと唸りつつ「マダマダだなあ」と思い悩む日々を過しております。羽生善治に駒落ちで十戦全敗、まあ、そんな感じですね。と、とにかく、見えれば愉しくて仕方がないのがデリバリーヘルスの配車、右脳を鍛えて直感を養いたい方にはオススメかも。

そんなこんなで愉しくて仕方がないデリバリーヘルスのお仕事なのですが、しかし、人とクルマを遠隔操作する配車も含めて、お客様との遣り取りも電話が殆どで、店舗型と比べると女の子との接触もともすれば等閑に、つまり、仕事自体がどことなく「ゲーム感覚」に陥ってもしまいがちなのですが、勿論それが良い筈はありません。人と人との関わり合いをこそ第一義と考えるサービス業の原点への回帰、この仕事に求められるのもやはりそれです。面倒臭いし鬱陶しいし、なんてことを私もつい思ってしまうことがあるのですが、そんなことではダメです、と、自戒の意味も込めてそう締め括っておきましょう。

 

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