とある店長が遺したもの

2007年4月にスタートしたこの幹部ナビブログは、通算3,000記事更新を目前にしています。

ブログ立ち上げ当時、記念すべき最初の投稿をしたこのスタッフの方は、
https://www.cin-gr.jp/category_column/2007/04/vol1.html
まさかこのブログが17年後まで続いているとは夢にも思わなかったのではないでしょうか。
(今どこで何をしているのでしょう?気になります)

文章はそれを書いた人の人間性や知性を如実に表すと思っていて、シンデレラグループへ応募する際にこの幹部ナビブログを入念に読み込み「こういう人たちが働いているなら安心できる」と背中を押された、そんな私はSEO(検索エンジン対策)担当16年目に突入の廣瀬です。

今回ブログ執筆担当が回ってきたのを機に思うところがあり、2014年までグループに在籍していた、とある店長のブログ全記事の熟読を遂行しました。

この店長は在籍当時グループ随一の名文家として有名で、経歴は某有名私大卒に加えてどこかの文学賞を獲ったこともある正に文章のプロ、にもかかわらず訳あってドライバーとしてシンデレラグループに入社し店長まで引き上げられた、という人生の振れ幅が非常に大きい方。

私はこの店長と直接の面識はなかったのですが、当時SEO業務と兼任で担当していた女子求人応募仲介業務において彼とは電話で話すことが多く、人づてに「インテリで気難しい人」とは聞いていたものの、どことなく親近感を抱いていました。

そんな店長のブログを当時気にはなりつつもほとんど読んでいなかったのですが、この度、彼が名文家と言われた理由を確かめたくて、アーカイブからすべて拾い出して熟読してみたところ・・・

「何だ、この文章のリズムと計算し尽くされた論理構成は?」
「どうすればこんな音楽を奏でるように文章が書けるのだろう」
「あの頃あの店長はここまで考えていたのか・・・」

当時称賛されたのは必然だと分かりました。

内容は業務ネタ(キャスト管理・ドライバー業務etc.)をメインに、たまにプライベートのことや当時隆盛を極めていたAKBのネタなども絡め、また時には何を言ってるか分からない小難しい哲学的?思考も混ぜ込んで、とにかく1記事1記事がオリジナルで粋で新鮮。

このままアーカイブの中に埋もれさせておくのはもったいないと思い、この度彼の遺した全26記事をリンク集としてまとめておくことにしました。

この「風俗店長文学」とも呼ぶべき名文集を、シンデレラグループへ応募する前にご参考にされることをおすすめします。

2008年4月6日 さて、私は何者であるのか、と
2008年6月16日 それは「見える」ものなのです
2008年10月12日 未来への自己投企のために
2009年1月29日 かもめは飛びながら歌を覚え
2009年3月12日 実は某文学賞を受賞したことがあります…。
2009年4月10日 より高度でより美しいフレーズを求めて
2009年5月7日 ガラスを割る大人たちと
2009年7月3日 25時の永劫回帰
2009年9月11日 秋深き 隣は何を する人ぞ
2010年1月12日 赤信号を回避せよ
2010年3月2日 え? どうしてなんですか?
2010年4月8日 アナタ次第です
2010年5月24日 少し不自然な自然体に関するアドバイス
2010年8月12日 ともちん面接に来ないかなぁ
2010年9月22日 彼女について私が知っている二、三の事柄
2011年5月16日 あ、そうそう…
2011年7月20日 フレームの檻の中から
2011年11月9日 Think different
2012年2月22日 書架と書籍と去りゆく君と
2012年6月6日 挫折したカリスマの変節に
2012年9月25日 彼女の嘘にブランドの終わりを知り…
2012年12月17日 新説トイレの花子さん
2013年7月24日 美しい風俗を標榜します
2013年10月30日 複製と流通のシステム、あるいは青春の1ページ
2014年1月29日 それほどでもない皆様へ
2014年4月23日 アナタにもできます

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