2026年9月、最近の風俗業界って実際どう?現役店長・スタッフ4人で話してみた

風俗スタッフ、風俗店長座談会 最近の風俗業界ってどう?

REAL ROUNDTABLE / SEPTEMBER 2026

求人広告では見えない
「最近の風俗業界」を4人に聞きました。

2026年9月実施
4名現役スタッフ・店長
3業態ソープ・デリ・箱ヘル
匿名取材氏名・店舗名非公開

取材記録用に録画した3時間超の動画を見返しながら「これ10万文字とか越えちゃうじゃん…そんな長いと誰も読んでくれないよなぁ…どうしよう?」と悩んでいるシンデレラFCグループ 人事部の宇佐美です(´Д`;)もったいないけどすご~く削るしかない💦

さて。

今回はいつもの私ひとりの長話ではありません。

2026年9月、実際に風俗業界で働いている男性スタッフ・店長4人に集まってもらい「最近の風俗業界って実際どうなの?」をテーマに座談会をおこないました。

景気はどうなのか。お客さんはいるのか。男性スタッフは足りているのか。昔より仕事は難しくなったのか。女性とのコミュニケーションって何が大変なのか。店長になると何が変わるのか。Web、SEO、SNS、動画、AIまで本当に仕事なのか。

そして、「この業界、これからどうなるんだろう?」

そんな話までしてもらいました。

求人情報を作っている私が「風俗業界は将来性バッチリです!!」なんて元気よく書いても、まぁ求人サイトを運営している側なのでそりゃ良いこと言います(笑)

なので今回は、私が説明するより現場の人間にしゃべってもらいます。

しかも4人とも、年齢も、業界歴も、経験してきた業態も違います。意見も普通に食い違います。

そこも含めてお読みください。

先に読むならここ|今回の座談会で出た7つの話

01景気・客数

「風俗業界全体」で増減を語るのは難しく、業態・地域・店による差が大きい。

02仕事内容

仕事が広がったという意見の一方、「昔よりやることは絞られて分かりやすい」という意見も。

03男性スタッフ採用

応募数だけではなく、入社後の教育と定着が重要になっている。

04女性との仕事

聞く力や調整力を重視する意見と、「結局は努力で伸ばせる」という厳しい意見の両方が出た。

05店長

店舗経営として見る意見と、「ルールの中で売上・利益を出すだけ」とシンプルに捉える意見があった。

06Web・AI

専門家でなくても、数字や効果を理解して判断する力は必要になっている。

07将来性

慎重な見方もあれば、「市場が縮んでもシェアを奪えばいい」という強気な意見も出た。

「結局どういう話だったの?」だけ知りたい方は、この7つで大体分かります。でも、4人が途中でツッコんだり、意見が割れたりしているところの方が面白いので、お時間があればぜひこの先もどうぞ(笑)

今回の座談会参加者

ケン

ケンさん(仮名)・46歳

ソープランド店長/業界18年

一般企業の営業職から風俗業界へ転職し、スタッフ、主任を経て店長に。現在はソープランドの店舗運営、スタッフ教育、売上管理などを担当しています。

シュン

シュンさん(仮名)・34歳

デリヘル店長/業界8年

前職は飲食業。現在はデリヘルの店舗責任者として、売上管理、Web集客、リピーター施策、スタッフ配置などにも関わっています。

ユウト

ユウトさん(仮名)・25歳

箱ヘル店舗スタッフ/業界1年7か月

フリーター、倉庫作業、居酒屋アルバイトなどを経て未経験で入社。4人の中では最も業界歴が短く、現在は箱ヘルの店舗スタッフとして勤務しています。

マサ

マサさん(仮名)・39歳

マネージャー/業界13年

箱ヘル、デリヘル、ソープの3業態を経験。現在はマネージャーとして、店舗運営やスタッフ管理などに関わっています。

では、始めます。

風俗業界の景気は?最近、お客さんって減った?それとも増えてる?

シュン

これ、一番聞かれるんですけど、「風俗業界全体で増えた、減った」って答えるのは無理じゃないですか。

マサ

お、いきなり俺みたいなこと言うじゃん(笑)。

シュン

いや本当に。デリでも、強い店は普通に強い。でも掲載して待ってるだけの店は、前よりキツいと思います。

昔だったらポータルに写真を出して、出勤を載せて、電話待ってればある程度動いた時期もあった。でも今はそれだけじゃ弱い。

ケン

ソープでも似た部分はありますね。ただ、デリと全く同じかと言われると違います。

固定のお客様がどれくらいいるかとか、地域とか、価格帯とか。かなり店によります。「最近、風俗は暇らしいよ」みたいな一言でまとめるのは乱暴でしょうね。

マサ

そう。しかも繁華街の箱と地方のソープじゃ全然違うし。

「風俗業界の客数はどうですか?」って聞かれると、俺は最初に「どこの何屋の話?」って聞き返したくなる(笑)。

ユウト

僕、入って1年半くらいなんで昔との比較はできないですけど、「お客さんいないなあ」って感じはそんなにないですね。

ただ曜日とか時間で、めちゃくちゃ波あります。忙しい時は、「ちょっと待って、今電話鳴らないで」って思います(笑)。

ケン

電話にそんなこと言ったらダメだよ(笑)。

ユウト

もちろん出ますよ(笑)。

でも入る前は、もっと毎日同じくらいお客さんが来る仕事だと思ってました。実際は全然違いますね。

シュン

そこは商売だからね。

あと最近のお客さんって、昔より来店前にかなり調べてると思う。写真だけじゃなくて、プロフィール、口コミ、動画、出勤、料金、サービス内容まで見てる。

シュン

女の子の売り方が下手な店は、当然終わってると思う。女の子が稼げなくて、うちに面接に来て「前の店のスタッフ、むちゃくちゃ使えなかった」って話してることもあるよ。

ヘブンのバナーとか見ても、いまだにセンスが昭和の店あるじゃん。あれは時代遅れすぎて笑える。

マサ

比較してから来る人は増えた感じするな。

ケン

昔から比較はしていたでしょうけど、情報量が違いますからね。今はお客様のほうが店の情報をよく知っている、なんてこともあります。

ユウト

あります。電話で「このページにはこう書いてありますけど」って言われて、僕がページ確認することあります(笑)。

シュン

それ、笑い話っぽいけど結構重要なんだよ。Webに書いてある内容とスタッフの説明が違ったら、一発で信用なくすから。

宇佐美メモ

ここは私もかなり同意です。

「風俗業界は景気が良いですか?悪いですか?」と聞かれても、ラーメン業界全部ひっくるめて「最近ラーメン屋って儲かります?」と聞くようなもので、かなり答えづらいです。

同じ風俗でも、業態、エリア、価格帯、在籍女性、集客力によって状況は全然違います。今回の座談会でも、誰も「業界全体で客が増えた/減った」と断言しませんでした。

簡単に断言しないところも、現場の話として大事かなと思います。

風俗店の男性スタッフの仕事は、昔より難しくなった?

ケン

これは私は「難しくなった」と思っています。

ただし、昔のほうが良かったという意味ではないです。

私が入った頃と比べると、スタッフ教育だったり、女性への接し方だったり、勤務管理だったり、きちんと考える店は増えたと思います。その変化自体は良いことです。でも、そのぶん店長が考えることは増えました。

ユウト

僕は逆に、昔を知らないから「これが普通」って感じなんですよね。

ケン

そうでしょうね。昔は今ほどWebをやることもありませんでしたから。

シュン

そこですよ。僕、電話番だけやれって言われたら、たぶん暇すぎて辞めます(笑)。

今のデリの店長って、売上見て、出勤見て、広告見て、サイト見て、写真考えて、スタッフ配置して、女性の相談も聞いて、クレームも処理して……。

マサ

今もう普通に店舗経営なんだよね。

シュン

そうなんですよ。なのに外から見ると、まだ「風俗店スタッフ=電話取る人」みたいなイメージがある。いやいや、そんな楽じゃないぞと。

マサ

俺は逆に、「そんな難しいかな?」って思うけどね。昔よりやることは狭まってるから、むしろ分かりやすい。

道端で呼び込みしたりしないし、そもそも受付がない業態もある。ルームの清掃もない。Webでお客さん集めて、女の子集めればいいだけじゃん。そこが出来ない人が「難しい」って言い訳してるだけじゃないっすか?

ユウト

僕、入る前それでした。受付に座って電話取って、お客さん案内して終わりなのかなって。

マサ

で、どうだった?

ユウト

人間関係の仕事でした。めちゃくちゃ。

ケン

そこに気付いたなら早いですね。

ユウト

お客さんもそうですけど、女性から相談されることが結構多いんですよ。

「今日こういうことがあった」とか、「このお客さんちょっと苦手だった」とか、「出勤どうしよう」とか。正解が分からない話もあるじゃないですか。

マサ

むしろ正解がない話のほうが多い。そこが風俗スタッフの仕事で一番難しいところかもしれないね。

「受付の人」より「店舗運営の人」に近くなっている

現在のシンデレラFCグループの店長候補求人でも、仕事内容は接客だけではありません。キャスト管理、デジタルマーケティング、企画立案など、店舗運営全般を担当する職種として募集しています。

風俗店長・店長候補の仕事内容を見る

風俗業界は人手不足?若い男性スタッフは来ない?

マサ

これも店によるよ。はい、いつものやつです(笑)。

シュン

出た(笑)。でも採用が簡単じゃないのは分かります。応募が来ても、必ずしも長く続くわけじゃない。

ケン

採用数より定着のほうが大事だと思いますね。入社しても数日、数週間で「思っていた仕事と違った」という方はいます。昔からいましたけど。

ユウト

僕は逆に、思ったより普通だった側です。

入る前、本当にちょっと怖かったんですよ。怖い人がいて、怒鳴られて、失敗したらめちゃくちゃ怒られるみたいな。

マサ

何を見て育ったんだよ(笑)。

ユウト

ネットのイメージです(笑)。あと毎日朝まで働くのかなとか。

でも入ったら普通に先輩が仕事教えてくれて、「あれ?」って。

ケン

そのギャップはあるかもしれません。ただ、すべての店が同じではありませんから、そこは入社前に勤務時間や休日、仕事内容を確認したほうがいいでしょうね。

シュン

最近の若い人については、僕は昔より悪いとは全然思わないです。

ただ、「意味が分からないけど先輩が言ったからやります」みたいなのは少なくなった気がする。

マサ

それはある。「なんでこれやるんですか?」って聞くよね。

ケン

私は、それ自体は悪くないと思っていますよ。説明できない仕事を「昔からそうだから」で続けるほうに問題があることもあります。

シュン

ただ説明したらやってくれよ、とは思いますけどね(笑)。

ユウト

すみません(笑)。

マサ

お前が謝る話じゃない。

ケン

若い男性が来ないというより、「入社してもらったあと、どう育てるのか」が店側の課題になっている感じはしますね。

採用より「入社した後」を見た方がいい

シンデレラFCグループで入社約3か月後の社員82人にアンケートしたところ、75人(91.4%)が「仕事について気軽に質問できる」、82人全員が「ミス時に周囲がフォロー・バックアップしてくれる」と回答しました。

一方で、6人は「ときおり質問しづらい」、10人は教育速度について「少し速い/少し遅い」と回答しています。

つまり「新人教育バッチリです!」で終わらせる話でもないんですよね。人によって覚える速度も違うし、教える人との相性もある。採用したら終わりではなく、そこからどう育てるか。座談会でケンさんが言っていた話と、実際の社内データもかなり重なります。

入社3か月後の社員82人アンケートを見る

女性採用と、働く女性とのコミュニケーション。どっちが難しい?

シュン

女性採用。即答です。

ケン

早いですね(笑)。

シュン

だって女性が在籍してくれないと商売にならないですから。

ただ採用すれば終わりじゃない。入店して、出勤してくれて、働き続けてもらうところまで考えないといけない。

マサ

でも俺はコミュニケーションのほうが難しいと思うな。採用は入口だけど、入ったあと毎日あるから。

シュン

それも分かります。

ケン

でも、できない人は採用もコミュニケーションもどっちも出来ないし、できる人はどっちも出来ると思う。

入社した時は何にもできなくても、ちゃんと伸びる人は伸びる。センスより努力でどうとでもなる。できないやつは、努力してない。

マサ

男性スタッフ側が「自分は正しいことを言ってる」って思いすぎると、大体こじれる。正論で全部片付く仕事じゃないんですよ。

ユウト

それ最近ちょっと分かってきました。

例えば女性が落ち込んでる時に、原因を分析して解決策を言えばいいのかなと思って話すじゃないですか。全然違ったりする(笑)。

マサ

あるある。

ケン

話を聞いてほしい時もありますからね。

それに、お客様との間に入るのも男性スタッフです。女性側の話を聞く。お客様側の話も聞く。どちらかだけを最初から悪者にしてしまうと、判断を間違える。

シュン

クレーム対応もそうですね。最初の30秒くらいで反論したくなる時あるじゃないですか。

マサ

あるねえ。

シュン

でも反論すると大体長くなる。まず何が起きたか聞く。事実と感情を分ける。

これ、飲食や接客やってた人は結構強いですよ。

ケン

営業経験も役立ちましたね。相手が何に怒っているのか、本当に求めているものは何なのか。ただ謝ればいいという話でもありません。

ユウト

僕、そこはまだ先輩呼んじゃいます。

マサ

それでいいよ。変に一人で英雄になろうとするほうが危ない(笑)。

宇佐美メモ

この話は後半にも出てきますが、風俗スタッフの仕事って本当に人が多いんです。お客様。働く女性。同僚。部下。上司。業者さん。その間で調整する場面がかなりあります。

だから「風俗が好きか?」だけではなく、「人と関わる仕事が嫌いじゃないか?」も、この仕事を考えるうえで結構大切なのだと思います。

風俗店長になると仕事内容はどう変わる?「偉くなる」だけじゃない?

ユウト

これ僕、聞きたいです。店長になると、給料上がるじゃないですか。

シュン

最初にそこか(笑)。

ユウト

いや大事じゃないですか。

ケン

大事ですよ。

マサ

全員そこは否定しない(笑)。

ユウト

でも何が一番変わるんですか?

シュン

「自分の仕事」だけ終わらせればいい、がなくなる。

ユウト

うわ、それ嫌ですね。

シュン

おい(笑)。

でも本当にそう。スタッフがミスしたら店長の問題だし、女性が足りなければ考える。売上が悪ければ原因を探す。広告費使ったら効果を見る。

今日忙しかった、良かったね、で終われない。「なんで忙しかった?」まで考える。逆に暇なら「なんで暇だった?」。

ケン

スタッフ教育も大きいですね。

自分ではできる仕事でも、部下にできるように教えるのは別の能力です。私も主任になった頃、それでかなり苦労しました。自分でやったほうが早いんですよ。

マサ

管理職全員一度は言うやつですね。「もう俺がやる!」って(笑)。

ケン

言いましたね(笑)。でも店長が全部やってしまったら、スタッフは育たない。

シュン

あと数字ですね。

現場スタッフの頃って、「今日忙しかったな」で終わることもあるけど、店長は売上、客数、女性の稼働、広告、リピート、スタッフ配置とか、数字で見ます。

マサ

業態によって見る数字は違うけどね。デリならドライバーや移動もあるし、箱なら店内の回転もある。ソープはまたオペレーションが違う。

シュン

そこは確かに。

マサ

だから「風俗店長の仕事内容」って一枚の仕事内容表で説明するの、結構難しいんですよ。

共通するのは、人と金と時間を動かす仕事になるってことかな。

シュン

でも店長でもマネージャーでも、突き詰めればシンプルじゃない?決められたルールの中で売上と利益を上げればいいだけ。

それが出来ないなら降格させて、ほかの人にチャンスを回せばいい。役職だからずっとその席にいられる、って話でもないでしょ。

ユウト

急に店長やりたくなくなってきました(笑)。

ケン

まだ1年7か月でしょう。ゆっくり考えればいいですよ。

マサ

でも興味あるんでしょ?

ユウト

給料にはあります。

シュン

正直でよろしい(笑)。

店長は「高い給料をもらう受付スタッフ」ではない

シンデレラFCグループでも、店長候補の仕事内容には接客だけではなく、キャスト管理、マーケティング、企画、店舗運営などが含まれています。

給料や役職が上がる代わりに、見る範囲も責任も広がる。まぁ、世の中だいたいそんなに甘くないですよね(笑)

風俗店長・店長候補の仕事内容・募集条件を見る

Web・SEO・SNS・動画・AIも風俗店スタッフの仕事?

シュン

僕はもう完全に仕事だと思ってます。

全部を自分でできる必要はないですよ。でも、「分からない」では済まない。

ケン

私はそこ、シュンさんほど詳しくないです。

シュン

でも店長なら数字見ますよね?

ケン

見ます。ただSEOを自分でやれと言われたら困ります(笑)。

マサ

別にコード書けなくてもいいんですよ。

「この写真とこの写真、どっちが予約につながってる?」とか、「このページ見られてる?」とか、そこを見る感覚。

シュン

そう。今って女性の見せ方一つでも結構変わるんですよ。

写真、動画、プロフィールの文章、出勤情報。同じ女性でも見せ方が雑だと魅力が伝わらない。

ユウト

僕も最近、写真選ぶ時に意見聞かれます。「25歳の男から見てどう?」って。

マサ

それはお前の価値あるよ。40代のおじさん4人で20代のお客さん向けページ作るよりマシだから(笑)。

ケン

私も入っていますけど(笑)。

マサ

ケンさんはベテラン枠で。

シュン

AIも似てて、文章の下書きとか、データ整理とか、業務効率化には使えると思う。

でも全部AI任せにすると、店ごとの違いが消えるんですよね。

マサ

あと平気で変なこと書く時あるし。

ユウト

AIって間違えるんですか?

シュン

普通に間違える。だから確認する人間が必要。

ケン

結局、道具が変わっているだけなのかもしれませんね。

昔は紙や電話中心だったものが、Webになって、さらにAIが入ってきた。ただ最後に判断するのは人間です。

マサ

特にこの仕事、人間相手だからね。

AIに「今日ちょっと落ち込んでる女性の相談聞いておいて」って丸投げはできないから(笑)。

ユウト

それできたらすごいですね。

シュン

それできる頃には俺ら全員仕事変わってるよ。

宇佐美メモ|ここは「2026年の風俗業界」らしい変化

個人的に今回の座談会でかなり面白かった部分です。

昔からある、受付、接客、女性対応、売上管理という仕事に、Web、写真、動画、SNS、SEO、データ、AIという仕事が足されてきている。

ただ、AIを使える=仕事ができるではないんですよね。道具を使って、最後に何を選ぶか。そこは人間の仕事です。

最近AIに毎月けっこうなお金を課金している私としても、耳が痛い話です(笑)

未経験から風俗店長になれる?長く続く人・辞める人の違いは?

ユウト

実際、僕みたいなのでも店長になれるんですか?

マサ

「僕みたいなの」って何。

ユウト

高学歴でもないし、ちゃんとした会社で働いてたわけでもないし。

ケン

それはあまり関係ないと思います。少なくとも私は一般企業から入りましたし、周りを見ても前職はかなりバラバラです。

シュン

僕、飲食ですよ。

マサ

俺も履歴書だけ見たら「この人どこに向かってるんだろう」って時期あったし(笑)。

ユウト

じゃあいける?

マサ

それと仕事できるかは別。

マサ

でも経験は関係ないよ。風俗嬢もそうだけど、頭使って仕事できて、相手のことを真剣に観察して考えられる人なら、経験なくても店長でも役員でもなれる。

ほかの業界みたいに複雑な仕組みじゃないから、狭い範囲に集中しまくれば、俺はそんなに難しくないと思う。

ユウト

厳しい(笑)。

ケン

でも、そこは大事ですね。「学歴不問」「未経験歓迎」という言葉を、「簡単に出世できる」と受け取るのは違います。

シュン

店長になる人って、結局逃げない人だと思う。問題が起きた時に。忙しい日じゃなくて、トラブルの時ですね。

マサ

俺は少し違うかな。逃げないだけだと潰れるよ。

シュン

ああ、それはそう。

マサ

何でも背負う人も辞める。女性の悩み全部背負って、お客さんの怒り全部受けて、部下のミス全部自分で直してたら持たない。

人に頼れる人のほうが長い。

ケン

その意見には賛成ですね。それと感情の切り替えができる人。クレームを一件受けて、一日中引きずってしまうと大変です。

ユウト

僕、最初かなり引きずりました。電話切ったあとも「俺の言い方まずかったかな」って。

シュン

最初はそれでいいと思う。何も感じないよりいい。ただ毎回100点取ろうとすると疲れる。

マサ

逆に辞めやすいのは、「風俗なら適当にやってても高い給料もらえる」と思って入ってきた人かな。これは結構早い。

ケン

昔からいますね。

シュン

あと、人に興味ない人。

マサ

それ大きい。

ユウト

人に興味ないとダメですか?

シュン

ダメというか、しんどいと思う。この仕事、ずっと人だから。お客さんも人。女性も人。スタッフも人。

ケン

一方で、学歴や前職だけで昇進の上限が決まる仕事ではないところは、この業界の面白さだと思っています。

仕事を覚えて、周囲から信頼されて、数字も出せれば役職を任される。そこは18年前からあまり変わっていません。

未経験者が多いのは事実。でも「簡単」という意味ではない

シンデレラFCグループでは、社員の72%以上が風俗業界未経験で入社しています。

でも、未経験歓迎=誰でも簡単ではありません。知らない仕事は教えてもらえばいい。分からなければ質問すればいい。ただ、教えてもらったことを覚えること、失敗したら改善すること、人と向き合うことは必要です。

風俗業界未経験者向けページを見る

風俗業界の将来性は?これから10年どう変わる?

シュン

10年は分かんないですよ(笑)。3年先でも結構変わってそう。

マサ

正しい。AIの話をした直後に10年予想させるの無茶だよ(笑)。

シュン

市場規模が小さくなったとしても、ほかの時代遅れの店とか、センス終わってる店からシェアを奪えばいいだけじゃない?

少子化、貧困化って言ったって、まだまだ市場規模はデカいんだから、やり方次第でいくらでも勝てると思うよ。

ケン

ただ、管理は今より細かくなっていくでしょうね。

法令遵守もそうですし、働く人への対応もそうです。「風俗だから多少適当でもいい」という経営は、ますます通用しにくくなると思います。

シュン

集客ももっと専門化すると思う。写真載せて終わりじゃなくて、Web、動画、データ、リピート施策。普通の会社がマーケティングやってるのと、かなり近くなる。

マサ

でも全部ネットになるとも思わない。結局最後は接客だから。Webがめちゃくちゃ強くても、電話対応悪かったら終わるし。

シュン

それはそう。

マサ

AIで文章作って、予約システム便利にして、データ分析して。そこまでは機械がやれても、クレームで怒ってる人に「何があったんですか」って聞くのは人間。

働いている女性が「今日ちょっと無理かも」ってなった時に様子を見るのも人間。多分そこは残るよ。

ユウト

僕はまだ業界の将来とか分からないですけど……。

入る前に思ってたほど変な世界ではなかったです。普通に仕事して、先輩いて、後輩いて、お客さんいて。ただ普通の仕事より、人間関係濃いかも。

マサ

いいこと言うじゃん。

ユウト

初めて褒められました(笑)。

ケン

私は、風俗業界への転職を無理に勧める必要はないと思っています。

向いている人もいれば、別の仕事のほうがいい人もいます。ただ「怖そうだから」というイメージだけで判断する必要もない。実際の仕事内容を見て、自分にできそうか考えてほしいですね。

シュン

給与だけ見て入るのも危ないですよ。

稼ぎたいのは全然いい。僕も給料は大事です。でも仕事内容知らずに数字だけで決めると、「こんなことまでやるの?」ってなる。

マサ

逆もあるけどね。

「風俗店の仕事なんて単純だろ」と思って入って、店舗運営とかWebとか人材育成までやって、「意外と面白いじゃん」って残る人。

ユウト

僕ちょっとそれです。

シュン

じゃあ店長やる?

ユウト

いや、それはまだ(笑)。

マサ

さっきから給料のところだけ興味あるもんな。

ユウト

そこは大事ですって(笑)。

座談会を終えて|「風俗業界はこうです」と簡単には言えなかった

人事部として風俗業界で長く働いている私も、「最近の風俗業界ってどうですか?」と聞かれることがあります。

でも今回4人の話を改めて読んでみると、やっぱり一言じゃ答えられないなと思います。

ソープランド。デリヘル。箱ヘル。都市部と地方。大型店と小規模店。価格帯も違えば、客層も違う。

同じ「風俗店の男性スタッフ」でも、働く場所によって仕事内容や忙しさは違います。

なので、「最近、風俗業界は不景気です」「今はめちゃくちゃ景気いいです」みたいに、業界全部をひとことで説明するのはかなり乱暴だと思います。

4人の話で重なっていた部分もあれば、かなり意見が割れたところもありました。

「昔より考えることが増えて難しくなった」という人もいれば、「昔よりやることは絞られていて、むしろ分かりやすい」という人もいる。

将来についても慎重な見方がある一方で、「市場が縮んでも他店からシェアを奪えばいい」というかなり強気な意見も出ました。

ただ少なくとも、風俗男性スタッフの仕事のやり方が昔と変わってきていることは、4人ともそれぞれの立場から話していました。

受付や電話だけではない。人材採用。女性とのコミュニケーション。スタッフ教育。売上。広告。Web。写真。動画。SNS。AI。

店舗を良くするために考えることはかなり多い。

そして、その道具がいくら新しくなっても、最後は、人。

お客様も人。働く女性も人。一緒に働くスタッフも人。

そこは、たぶんそんなに変わらないんでしょうね。

「風俗だから楽に高収入」ではないです

今回4人の話を聞いていて、これはかなり共通していました。

給料は大切です。めちゃくちゃ大切です。

私も、「給料なんて気にするな!やりがいだ!」なんてことは口が裂けても言いません(笑)

でも、高い給料だけ見て仕事内容を見ないのは危ないです。

女性とのコミュニケーションもある。クレームもある。忙しい日もある。店長になれば売上への責任も増える。スタッフを育てる必要もある。

楽な仕事だから高収入なのではなく、責任を持って成果を出せるようになれば収入も上げられる仕事と考えた方が近いと思います。

学歴や前職だけで決まる業界ではない

一方で、これは風俗業界の良いところだと私は思っています。

飲食。営業。ホテル。介護。自衛隊。フリーター。いろんなところから人が来ます。

シンデレラでも業界未経験入社が72%以上です。

今回のケンさんも営業職。シュンさんも飲食業。ユウトさんもフリーターやアルバイトを経験してから入っています。

前職が何だったかより、入ったあと何を覚えるか。どう仕事するか。周りから信頼されるか。成果を残せるか。

そちらの方が大きい仕事です。

転職を考えているあなたへ

ーてことで、かなり長い座談会になりました💦

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

風俗業界への転職を考えている方に、私から「ぜひ風俗に来てください!」と言うのは簡単です。

人事なので、そりゃ来てほしいです。めっちゃ来てほしいです(笑)

でも、転職って人生に与える影響が大きいので、求人の月給だけ見て決めないでください。

何をする仕事なのか。何時から何時まで働くのか。休みはどうなのか。誰と働くのか。入社後はちゃんと教えてもらえるのか。店長になると何が変わるのか。

そこまで見たうえで、「なんか面白そうだな」と思ったら、この業界を選択肢のひとつに入れていただけたら嬉しいです。

逆に、「自分には違うな」と思ったら、それも全然いいと思います。

転職活動って、本当に大変です。

求人を探して、会社を調べて、履歴書を書いて、知らない人と面接して、結果を待って。

私自身20~30代のころに転職活動でかなり苦労したので、あの疲れる感じは分かります。

だからこそ、あなたにとって良い転職先を選んでください。

その結果がシンデレラだったら、私はものすごく嬉しいですぅぅぅぅ!!(笑)

皆さんとお会いできることを楽しみにしています(*^▽^*)!!

座談会の次に読んでほしいページ

取材・編集:宇佐美 鉄二|シンデレラFCグループ 人事部マネージャー

男性スタッフ採用・人事に加え、Web・SEO・インバウンド事業なども担当。この記事は2026年9月に実施した座談会を、参加者の意向に配慮して匿名で編集・掲載しています。

座談会実施:2026年9月 / 公開・最終更新:2026年9月28日

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